イソフラボンからエクオールへ;閉経前後の女性だけでなく男性にも

本日2月3日は節分ですね。

大人になった今、豆まきというと
その後の掃除を考えて
豆をなげるのを躊躇してしまったり、
年の数をかぞえずに食欲にまかせて
豆をガリガリ食べてしまったりするので、
せめて家に帰ったら
お面をつけて駆けまわる
天真爛漫な心をよみがえらせたいと思います。

知人は、恵方巻を食べるときに
きっちりコンパスで方角を確認するそうです。

そんな楽しみ方のバリエーションが
増えている節分ですが、
豆に注目して
「イソフラボン」について
お話したいと思います。

      

イソフラボンは
主にマメ科の植物に含まれる成分で
特に大豆に多く含まれています。

その含有量は完熟した大豆がもっとも多く
枝豆として食べる未熟な豆には
ほとんど含まれていない
との報告があります。

イソフラボンは植物性エストロゲンと呼ばれ
女性ホルモンに似た働きをすると
いわれてきましたが、
その働きのもととなっているのは
エクオールという物質であることが
最近わかりました。

イソフラボンを摂取すると
腸内細菌によってエクオールに変わるのですが、
このエクオールをどのくらい作れるかどうかは
1000倍近い個人差があると言われています。

大豆をよく食べる日本や中国では
約50%の人がエクオールを作ることができ、
大豆を食べる習慣の少ない欧米では
20〜30%の人が作れるとされています。

    

エクオールは
女性ホルモン(エストロゲン)と比べて
作用がおだやかです。

女性ホルモンが足りないときは
その代わりをしてくれるだけでなく、
女性ホルモンが過剰なときは
過剰なホルモンの働きを弱めてくれます。

【エクオールの作用】

1.更年期症状、更年期障害の緩和

エクオールは、女性ホルモンの代わりをして
のぼせ、頭痛、肩こり、動悸・息切れ、
不眠、全身疲労感などを軽減します。

また抗酸化作用によって
美白、美肌に導く作用があります。


2.骨粗しょう症を予防する

女性の骨密度は
閉経直後から年に約2%ずつ、
10年間で20%も減少するといわれています。

エクオールは骨密度の減少を抑えるので
骨粗しょう症を予防する効果が期待されます。


3.糖尿病や動脈硬化のリスクを減らす

エクオールはLDLコレステロールを減らし
動脈硬化や糖尿病のリスクを示す
HbA1cという指標によい影響を与える、
という試験結果が出ています。


4.抗アンドロゲン作用

エクオールは、男性ホルモンである
アンドロゲンの働きを抑えて
前立腺がんなど男性の病気の予防や
毛髪の脱毛を改善する作用があります。

       さくら

エクオールを摂取するには
バランスの良い食事に
大豆製品を取り入れるのが基本ですが、
エクオールのサプリメントも有用です。

当クリニックでもエクオールの
サプリメントを扱っておりますので
ご興味のある方はいつでもご相談ください。


さくら皮フ科
http://sakura-hifuka.com
 

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